子会社コムスンの不正問題で揺れるグッドウィル・グループ(GWG)は25日、自己資本の強化を目的に、ドイツ銀行を引き受け先とする第三者割当て増資を実施すると発表した。株価の動向によっては、7月6日の株価の6割の資金しか調達できない特殊な条件。同社はコムスン問題の発覚後、株価が急落しており、不利な条件でしか引受先がなかった模様だ。
GWGは7月6日の終値を基準価格とし、その6割の価格で40万株の新株予約権をドイツ銀行に発行する。同行は、同11日から3カ月以内に普通株に転換できる。転換時に、株価が基準価格を上回っていれば、その差額に近い額を追加で払い込む仕組みだ。GWGの6月25日の終値5万700円を基準価格とすると、約120億円の資金調達となり、株価が上がれば調達額が上積みされる。
ただ、予約権が普通株に転換されれば、市場に流通する株数が大幅に増えるため、今回の予約権発行で株価下落が想定される。このため、「GWGが大きな上積みを得るのは難しい」(大手証券)との見方が一般的だ。
GWGは、相次ぐ企業買収で急激に成長したが、有利子負債は約2200億円に上り、07年6月期決算も赤字予想のため、財務基盤の強化が急務とされる。しかし、株価の急落で銀行からの新たな融資や、市場からの調達も困難になっている模様で、今回の手法を選んだとみられる。
毎日新聞ニュースより
主婦ですが貸してもらえます?