「年金制度は崩壊する」と言われていたりしても、「絶対に大丈夫。国が何とかしてくれるはずだから」と家族にも自分にも言い聞かせていました。だから、毎月毎月、保険料を黙って払ってきたのです。それなのに、長年きちんと払ってきたのに、「記録を失くしたからあなたには払えません」なんてことがあっていいのでしょうか?そんなことが許されるのでしょうか?
さらに、「年金をもらいたければ、払っていたことを自分で証明しろ」なんて、そんなことってあるでしょうか?社保庁が振り込め詐欺だとは思わなかったというような意味の川柳がありましたが、言い得て妙だと苦笑してしまいましたが、本当にそうですよね。もう笑うしかないという感じです。
それでなくても一般的に年金不信は大きくなってましたよね。今の若い世代には年金が支払われないんではないかとか、支払われても低い金額になるのではないかって。だからどうせ貰えないのなら、保険料を払わずにいようと考える人が多くなっていたんでしたよね。それを政府自民党は躍起になって否定してきたんでしたよね。
仮に受給できる金額は少なくなったとしても、普通の貯金などに比べると、はるかに率が良いのだから、国を信じて黙って払おうと決めていました。支払った分だけ支給されるものなのかどうなのかなんて、あまり詳しく知らなかったのですが、国がやることだから大丈夫だろうと思っていましたし、「年金は大丈夫ですよ」って自民党の国会議員さんたちが言っているので、大丈夫なんだろうって考えてました。
でも、年金記録漏れ問題が発覚しました。私の老後は大丈夫なんでしょうか?本当に不安でいっぱいです。
自分の年金は本当に大丈夫なんだろうかと不安なのですが、不安だ、不安だと悩んでいても仕方ないので、不安であればまずは確認が必要なんでしょうね。新聞やテレビなどを見ていると、年金の記録漏れで要注意とされるは、次のようなケースだと思われます。
1.転職や転居を繰り返した
2.自営業の経験がある
3.結婚で苗字・姓が変わった
4.戦時中に軍需工場で働いたことがある
このようなケースに該当する人は、古い年金の記録が複数残り、基礎年金番号に一本化されていない可能性があると言うんです。
基礎年金番号って、いつから制度が変更されたんでしたっけ?
1997年のようですね。年金納付記録を生涯一元管理するために導入したもののはずなのに、その制度にしたために記録が無くなってしまったなんて、おかしな話ですよね。
基礎年金番号を導入する前は、転職のたびに異なる年金手帳の番号が発行されていたんですって。だから年金加入者が複数の納付記録を持つことも多かったっていうことみたいなんですけど、そうだとしてもおかしいですよね。だって、徴収することは絶対に漏れてないんだと思いますよ。払わない人はいるでしょうが、それでもそれを把握しているはずです。だから、保険料を徴収したり賦課したりすることは忘れないのに、支払うための記録は平気で紛失してしまうってことなんです。
記録を一元化するのなら、名寄せしたりするはずですよね。それなのに、そのときの突合せで不明なデータが多数あったにも関わらず、本人に確認せずに内部だけでどうにかしようとしていたってことですよね。
そもそも、一年に一回、年金加入者に領収書みたいなものを送付するようにしているべきだったのではないでしょうか。海外の国では、そのような通知とともに、加入者が受け取ることの出来る額についても教えてくれるそうですからね。完全にお国まかせだった私たちも悪いんでしょうけど、信頼を裏切った責任も大きいですよね。



