
日本人が犯しがちな英語の誤記を2つ。私は現役1年のとき、英語の授業で学んだ。そのうち1つはトリビア(Trivia)の泉で放映されたこともあってか、今となってはあまりに有名なネタである。1つはこれ。静岡市葵区某所にて。
どこが間違えているかというと…というか結論から言うと、
"Ladies'"(末尾のsの右上にapostrophe)が正解である。即ち複数形の所有格であるべき。
単数形としての綴りは正しい。それ故、文法・用法を考慮しない単なるspelling checkでは引っかからない。単数形で表記し、なおかつ、頭が大文字である看板を掲げた店には、
私の妹は入る資格がない。入れるのはElizabeth女王陛下ただひとりということになる。あまりに畏れ多きことである。ある程度拡大解釈したとしても、その国のFirst Ladyのみに入店資格がある。それ以外の女性がaccessしても、"Permission Denied"或いは"403 Forbidden"とでも文句を垂れられ、一発ではじかれてしまうということか。(苦笑)
同様の理由で、"Kid's"は
"Kids'"と訂正されるべきである。英国王室御用達のお店が非常に多いことには改めて驚いた。因みに、"Men's"は複数形所有格なので正しい。というわけで、例の看板を厳密に解釈すると、1st Floorは女王陛下専用、2nd Floorは全ての男性が対象となる。で、sneakersもあるとのこと。
【補足】
アメリカ英語とイギリス英語の大きな違いのひとつに、階床の表記がある。
1階→米:First Floor 英:Ground Floor
2階→米:Second Floor 英:First Floor
Elevatorはアメリカ英語で、イギリスではLift。リフトというと、特にこの時期はスキー場にあるものを思いつく人が多かろう。
BはBasement、RはRoof、そしてMはMezzanineの略である。Mezzanineを辞書で調べると、これまた米英間で差異が生じている。アメリカでは2階桟敷、イギリスでは舞台下をも意味していることがわかった。
もう1つ。これまた静岡市葵区某所で
"X'MAS"
なる表記を見て唖然とした。(画像は後程)この誤記が日本語として定着している可能性も多分にある。本来は
"Christmas"とFull Spellingで表記すべきだ。
Christmasの語源はギリシア語のΧριστοσである。参考までに。(@^@)....φかきかき
ドイツ語:Weihnacht
フランス語:Nöel
イタリア語:Natale
更に驚いたことに、故Paul Mauriat氏がこのようなCDを出していたことだ。
出版社/メーカー:ユニバーサルインターナショナル
価格:¥ 2,800
ISBN/ASIN:B00005FEGB
Rating:ZERO
極超完璧主義で、音符ひとつに関しても絶対に手を抜くことがなかったというPM氏がこのような誤記とは
ありえない。日本仕様ということで、意図的に誤った表記としてあるのかもしれない。だとすれば、そこまで計算し尽くしていたのであろう。
看板を出す前に、Santa Clausを見習うべきである。
"Make a list and check it(them) twice(or more)!"