「あ〜、気持ちよかった」…湯上がりの沙希は、ふと思いついて、随分前に買ってきて、そのままになっていた小さなランプに明かりを入れてみた。
じっと小さな灯りを見つめていると
「かわいい…」そんな少女のような気持ちが、湧いてきた。
今日は、久しぶりに一人の夜…
あの人はどうしているのかな?
「声が聞きたい」沙希は、小さな声でささやいた。
すると「ルルル…ルルルル」電話?
「こんばんは!」と彼からの電話…
嬉しかった。彼との電話はとても時間が早く進んでしまう、もうこんな時間
彼との電話を終え…
「逢いたいなぁ〜」とひとり言…
すると「ピンポーン」、あらこんな時間にどなたかしら…
「やあ、来ちゃったよ」
「どうして?」
「わからないんだよ、気がついたらここにいたんだよ」と彼が
…そう、沙希は魔法のランプを手に入れたのです。



